HSS型HSPだと気づいたあなたは、生きづらさを抱えて、一人で悩んでいませんか?
人口の6%しか存在しないHSS型HSPは、実際に身の回りに分かり合える人が少くて当然かもしれません。
もしかしたら、まだ自分のことをHSS型HSPだと知らずに、訳がわからないまま苦しんでいる人だっているでしょう。
自然に出会うことは滅多にないHSS型HSP同士。
Amazonや楽天ブックでHSS型HSP専門の本を探しても、まだごく僅かしか出版されていなくて、特徴や対策はどういったものがあるのか、知りたくても情報を得にくい状況です。

楽な生き方、知りたい!どうしたらいいの?

ポイントは5つ。
① 研究から得られている、HSS型HSPの特徴を学ぶ。
② HSS型HSPの特徴をポジティブに捉え直す。
③ SNSを活用して、HSS型HSP同士、悩みを共有したりアドバイスを得る。
④ リアルな対面でのお茶会など、交流会に参加する。
⑤ 本やSNSを通してHSS型HSPの「あるある」体験を知る。

なるほど。
でも、どうやって?
目次
あなただけじゃない!HSS型HSPの楽な生き方が見つかる本

では早速、①のポイントをおさえるための本から順番に紹介するよ。
HSS型HSPの特徴や対策がくわしく書かれているアメリカで人気の本
ポイント①
研究から得られている、HSS型HSPの特徴を学ぶ。
Thrill: The High Sensation Seeking Highly Sensitive Person (English Edition)
いきなり洋書なのですが、それほどHSS型HSPの本は少なくて・・・
これは、心理学者トレイシー博士によるもの。
トレイシー博士は現役の研究者、作家、教育者として活躍されています。
学術的な研究に基づいてHSS型HSPの特徴や対策をこれほど詳しく書いてある本は、他にはあまりありません。

研究に基づいてるって、どういうこと?

しっかり統計をとった上で、傾向を示されているの。
つまり、再現性が高く、信頼性の高い内容が書かれているってこと。

論文とこの本の違いって何?

普通の論文は、研究結果に基づく考察にとどまるの。
でも、この本には具体的な事例の話が取り入れられてる。
さらに、悩み別に、トレイシー博士が提案(アドバイス)をしてくれている点だね。
それが、とても参考になるわよ。
この本で取り上げられている悩みは
・親から理解されない子供時代
・仕事
・人間関係
・疲れやすさ
・分かってはいるけど、やめられない衝動性
「あるある」の連続です。
本書を通して、最も衝撃的だった内容は、「人間の行動は遺伝子と環境で決まっている」と明記されていたことです。(しかも1ページ目に明記されていて、いきなりのショックでした)
これは、トレイシー博士個人の意見ではなく、多くの研究者による意見らしいです。
ある意味、HSS型HSPとして生まれたことを割り切れるきっかけになります。
さらに、遺伝子のせいばかりにせず、困ったことは環境を変えることで解決できる可能性があることを、気づかせてくれます。
環境を変える(整える)ために何ができるかを考えることが、問題の解決に繋がるかもしれません。
個人的な話をすると・・・
行動はたいてい意思で変えられる!と思っていました。
そして自分を追い込み、周りの人と同じように振舞うことに必死だった時期もありました。
しかし、この姿勢が生きづらさを強めていたことが明らかになり、衝撃を受けました。
さらに余談ですが・・・
昔の本の表紙より、今の表紙の方が断然好き。

↑↑↑(昔の本の表紙)
以下の記事に、この洋書の要点をまとめていますので、参考にしてください。



新卒のあなたにもオススメ!HSS型HSPの仕事の悩みの対策が書かれた本

次に紹介するのは、冒頭で述べた②のポイントをおさえるための本ね。
ポイント②
HSS型HSPの特徴をポジティブに捉え直す。
マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法
この本には、一言もHSS型HSPという言葉は出てきません。
しかし、対象としているのは以下のような人たち
・転職を繰り返してしまう
・一つの仕事にすぐに飽きてしまう
・なんなら新しい仕事に就いた側から、他のことをやりたくなってしまう
HSS型HSPの人にとって、よく理解できる習性かもしれません。
このような人たちが職を変えながらもキャリアを築いていく方法やメリットが紹介されています。

この本のいいところは、仕事を色々変えてしまう人のことを「マルチポテンシャライト(才能豊かな人たち)」という造語で表現しているところ。

「マルチポテンシャライト」って、全くネガティブなイメージがないね。
むしろ賞賛されてる感じ。

これは、言葉の選び方(使い方)次第で、本人やその言葉を聞いた人も考えや印象をガラッと変えることができる、リフレーミングという心理学的な手法が使われている、とてもすばらいい例ね。

私にもできるようになるかしら?

もちろん!
この手法はNLP(神経言語プログラミング)の得意とするところ。
もし興味があったら、HSPにとってNLPが最強のツールとなる理由のわかる解説動画を見てみてね。
↓↓↓


ところでこの本は、超副業(複業)時代の到来に合わせて日本向けに翻訳されているんだけど、原著のタイトルは「HOW TO BE EVERYTHING」。
なんと、36ヶ国語に翻訳された世界ヒットなのよ。

ようやく日本の社会が、HSS型HSPに追いついてきたってこと?

少なくとも、この本が36ヶ国でヒットしてるってことは、HSS型HSPにとって住みやすい環境が世界中にあるってことかもしれないね。
その他、HSP関連のオススメの本はこちらにまとめています。
本だけじゃない!HSS型HSPの楽な生き方が見つける方法

次に、本以外からHSS型HSPが楽な生き方を見つける方法を紹介していくよ。
悩みを共有し支え合うHSS型HSP専用Facebookグループを活用する
ポイント③
SNSを活用して、HSS型HSP同士、悩みを共有したりアドバイスを得る。
このグループはHSP専門の心理カウンセラーYOKOさんが管理されているFacebookのプライベートグループです。
メンバーはHSS型HSPに限定されていて、安心できる環境で参加者同士が悩みを打ち明けたり、アドバイスをしあったりできるコミュニティです。
ポイント④
リアルな対面でのお茶会など、交流会に参加する。
YOKOさんは、都内を中心に土日祝日、お茶会などを主催されています。
SNS上だけでなく、実際に直接会ってお話しする機会がもてます。
最近では、全国各地の参加者向けに、オンライン会議室ZOOMを使っての交流会も開催されていて、多くの利用者が参加できるチャンスが増えました。

まとめると、このFacebookグループの魅力は
・オンラインで交流できる
・オフラインでも交流する
・積極的な発言がしにくい場合は、参加者の悩みとアドバイスのコメントを見るだけで、ためになる

自分にあったスタイルで参加できるわね。
「Hss型Hspの人たちが集まるグループ」にはこちらから参加申し込みや詳細を確認できます。
HSS型HSPを公表している人のTwitterを活用する
ポイント⑤
本やSNSを通してHSS型HSPの「あるある」体験を知る。
Twitter内の検索欄に「HSP」や「HSS」を入れると、HSS型HSPの日常の「あるある」をたくさん見つけることができます。

周りに理解者がいなくても、Twitter上に自分と似たような感覚でコメントされているのを見つけられるわよ。

確かに!
自分だけじゃないって分かると安心するわ。
しかも、自分の感覚は間違っていなかったっていう安堵感もあるかも。

HSS型HSPは少数派、さらに共感力の高い人たちだから、一体感が生まれやすいかもね。
とくにたくさんの方から共感を得ているのが、なおさん。
フォロワー数の多さがそれを物語っています。
なおさんのtwitter名はなお@HSPHSSさんの本書いたよ
その名の通り、HSS型HSP向けの本をAmazonの電子書籍Kindleで出版されています。
タイトルは「HSPHSSあるある50選」。

TwitterとかSNSが苦手な方は、この本でHSS型HSP「あるある」を発見できるね!
まとめ
HSS型HSPは少数派なうえ、専門の本は僅かしか出版されておらず、一人で生きづらさを抱え悩んでいる人も少なくありません。
そこで、国内外の本やSNS、リアルな対面でのお茶会などを通して、HSS型HSPの人が楽な生き方を見つける方法と、5つの対策を紹介しました。
今日は、HSS型HSPが楽な生き方を見つけるための本やその他の情報源。
さらにそこからどういう対策を取っていくといいかのポイントを紹介するね。