HSPの性質をもつあなたは、どうすればいいのか一人で悩むことが多くありませんか?

頭の中で、思考と感情のサイクルが回り続けていると、そうなりやすいの。
でも、そのサイクルから抜け出す方法がわかると、どうすればいいのか悩むことが減って、新しい発想や気づきを得られるわよ。

私にもできるかなぁ?

もちろん!
逆に、そのサイクルから抜け出す方法を知らないと、不安やネガティブな感情が膨んでいくことだってあるわ。

どうすればいいの?

ここでは、思考と感情のサイクルから抜け出すために以下の3つの対策を紹介するね。
①自分の思考と感情を客観視する。
②自分に合った疲れの取り方を心得ておく。
③好きなことや趣味など「無」になれることをする。
ぜひ、参考にしてください。
目次
HSPの「どうすればいいの?」に陥りやすい原因
HSPの性質を持つあなたが、どうすればいいのか分からなくなってしまう理由は、HSPの4つの特性と関係しています。
HSPの「どうすればいいの?」の原因
おもに4つの原因があります。
その1. 情報処理の過程が深いこと
HSPは情報処理の過程が深く、非HSPよりも判断材料が豊富に揃ってしまう分、どうすればいいのか判断するまで考える時間が長くなってしまうことがあります。
例えば・・・
A地点からB地点に行くまでの過程で、どんな可能性が考えられるか、様々な想定をします。
安全で最善の選択をするにはどうすればいいのかを考えます。
その2. 刺激を受けやすく疲れやすいこと
刺激を受けやすく疲れやすいため、社会生活において非HSPと同じように対応するのが困難なことがあります。
例えば・・・
一度にたくさんのタスクが課されると、どれから手をつけたらいいのか、動揺します。
そうならないためにはどうすればいいの?
翌日に疲れを持ち越さないためにはどうしたらいいの?
といったように、人一倍、考え事が増えます。
その3. 感情的に反応しやすく、共感力が高いこと
特に周りのネガティブな感情に反応し、共感することで、自分自身も周りと同じようにネガティブな感情に入り込んでしまい、どうすればいいのか分からなくなってしまうことがあります。
例えば・・・
ひどく落ち込んでいる友人の相談にのっていて、一緒になって落ち込んでしまい、どうすればいいのか分からなくなってしまうことがあります。
その4. 些細なことも感知すること
五感が敏感で空気を読む能力に長けている分、非HSPに合わせるためにどうすればいいのか悩んでしまうことがあります。
例えば・・・
試験中に隣でペンをカチャカチャ鳴らしている人の音が気になって仕方ないけれども、何も言えない状況で、人と違う敏感さをどうすればいいのか悶々としてしまうなど。

では、HSPの「どうすればいいの?」に対する対策を3つ紹介していくね。
HSPの「どうすればいいの?」を解決する3つの対策
HSPの性質を持つあなたが、どうすればいいのか分からなくなった場合の対策を3つ紹介します。
その1. 思考と感情を客観視する
自分の思考と感情を客観視するには以下のような方法があります。
HSPのあるある話を聴く
HSPのあるある話を聴くことで、HSPの特性を客観的に捉えられ、自分一人だけでないという受け入れやすさにつながります。
また、同じような状況が起きた場合に、あるある話を思い出し、思考と感情を客観視しやすくなります。

HSPのあるある話はどこで聴けるの?

見たり、聴いたり、いろんな手段があるわよ。
ここにいくつか紹介するね。
・HSPのコミュニティを活用する。
具体的にはこちらの記事で紹介しています。
↓↓↓
・HSPのあるある本を読む。
・HSPのPodcastを聴く
考えていることや感じていることを紙に書き出す
頭の中で考えていることや感じちえることを、いったん紙に書き出します。
書いた文字を改めて読むことで、自分の考えていることや感じていることを客観視しやすくなります。
詳しくはこちらの記事内で解説しています。
↓↓↓
思考や感情と自分を切り離す
考えている内容そのものと、あなた自身は別物。
また、感じている感情そのものと、あなた自身は別物。
という具合に、自分の中から思考と感情を切り離して捉えていきます。
具体的なやり方は、超有能?!HSS型HSPの特徴をおさえ才能に気づく5ステップで解説しています。
(「HSS型HSPの特徴を客観的に捉える」の項目で解説していますが、やり方は同じです。)
自分と周りの境界線を認識する
前述のように、HSPは感情的に反応しやすく、共感力が高いため、相手や周りの影響を受け、余計にどうすればいいのか分からなくなってしまうことがあります。
その事態を阻止するためには、自分自身と周りの境界線を認識することが大切です。
あなたが今持っている感情や思考は、あなた本来の感情や思考であったのか、それとも周りの影響を受けたものなのかを問うようにします。
人に話を聴いてもらう
HSPの性質をよく理解してくれている身近な人、もしくはカウンセラーなど専門家に話をすることで、自分の感情や思考を客観視しやすくなります。
こちらの記事で、カウンセリングを受けるメリットとデメリットや、カウンセリングを上手く使いこなす方法を紹介しています。
↓↓↓
HSPのお悩み相談はこちらで受け付けています。
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HSPの方のための「あなたの今の悩みがスッキリするオンライン相談サービス」

その2. 自分にあった疲れの取り方を心得ておく
いろいろなリラックス方法がありますが、ここではHSPの特性を生かした五感を使ったリラックス方法を紹介します。
なかでもポピュラーなのがアロマ。
アロマの香りは、脳内の分泌ホルモンに影響を与えることが知られています。
HSPにオススメのアロマには、以下のようなものがあります。
・気持ちが落ち込んでいる時や情緒が不安定な時→ゼラニウム、ベルガモット、マンダリン
・自信を持ちたい時→ネロリ、ローズ、ローズウッド
・不安やストレスが強い時、不眠の時→ラベンダー、ネロリ、カモミール、フランキンセンス、マジョラム
・疲れが溜まっている時→ジュニパー、ローズマリー、ブラックペッパー、レモン
【オススメのアロマセラピー】
精神科医によるフランス式アロマセラピーのレッスンをオンラインで受けられる「salon de perle」。
【そのほかの五感を利用したリラックス方法】
HSP専用の人間関係と自己否定の苦しみから解放されるマニュアル書の中で解説しています。

その3. 「無」になれることをする
好きなことに没頭して夢中になっている時、運動をしている時、または単純作業を続けている時は、思考と感情のサイクルが働きにくくなります。
苦痛がなく、時間があっという間に過ぎていく時間も大切です。


これらを参考に、何よりもあなたの感覚を大切にしてね。
どうすればいいのか分からないことだらけだわ。