HSPのあなたは、親が原因で悩んでいませんか?

あきらめるっていうのは、ある意味、大切ね。
でも、どこか親が変わってくれたらいいなと思っていない?

そりゃ、そう。
理解力のある親だったら、どんなに救われることか。。。

親のせいにしたくなるのはわかるけど、悩むことに変わりないわよ。
親に変わってほしいと願っていても、人はあなたの思うように変わってくれるものじゃないから。

期待しちゃいけないってこと?

しっかりあなたの意見を伝えることは、大切よ。
そのうえで、親じゃなくて、あなた自身に期待するの。

え?自分に期待するってどういうこと?

今日のテーマは、自分に期待することについて。
HSPが悩みやすい親子問題を克服する方法として、これまで多くのHSPの方をみてきたHSP 専門のイギリスの心理カウンセラー兼スピリチュアルヒーラーMEL Collinsさんの本を参考に、以下の5つを紹介するね。
・親から受けるネガティブなエネルギーから身を守るために、瞑想を行う
・親に抱くネガティブな感情を手放すために、自己愛力を高める
・親に理解してもらえないという疎外感から自由になるために、タッピングを行う
・親に感情を出さないようにふるまっていることを自覚することから始める
・物分かりの悪い親と、そう思っている自分を受け入れて許す
目次
HSPが悩む原因となる親に対する5つの心理傾向

HSPは子供時代に以下のような悩みを抱える傾向があるの。
親の気持ちをくみとりすぎてしまう

HSPは生まれつき、共感能力を発揮する脳のミラーニューロンの働きが活発なの。
だから、目の前の親の気持ちが手に取るように分かってしまうことがあるの。

そうなのよね。
だから疲れてしまう。
親に抱くネガティブな感情を処理しきれない

HSPは、感情に反応しやすかったり、些細なことにも気づいてしまうの。
だから、罪悪感を抱きやすかったり、恥ずかしがり屋だったり、傷つきやすかったり、無価値観にさいなまれたり、妬みを持ったり、ネガティブな感情を人一倍、たくさん抱えやすいことがあるの。

自分に対してもそうだし、親に対しても批判的な気持ちになりやすいわ。
親に理解してもらえないという疎外感がある

HSPは、親や家族の中でも考え方がぜんぜん違ったり、世界観が違うことで、みんなと違うという感覚をもつことから、疎外感を持つようになるの。

あるあるだわ〜
親に対しても感情を出さないようにふるまう

HSPは、親に対しても感情的すぎることを批判されないように、感情にふたをしたり、冷静を装うようになってしまうことがあるの。

どうせ分かってもらえないから、そうなっちゃうわ。
物分かりの悪い親だと思ってしまう

HSPは、親よりも精神年齢が上のように感じ、親や家族を変えようとしたり、気づきを与えてあげようとしたりすることがあるの。

親や家族が、なんで分からないのか、なんで気づかないのかが分からないわ。
HSPが悩む原因となる親に対する心理を克服する5つの方法
以上のように、HSPが親のことで悩んでしまう心理状態を克服するための方法として、5つ紹介します。

目に見えない感情やエネルギーの影響を受けやすいHSPは、それを逆手にとって、イメージ力を働かせることや感じる力が優れていることを活用できるわよ。
親から受けるネガティブなエネルギーから身を守るために、瞑想を行う

HSPがネガティブなエネルギーから身を守る瞑想の方法
①体をリラックスできる体勢をとって(座禅をくまなくてもOK)、手は体の横に。
②空高くから、白い光が降り注いできているのをイメージする。
③頭の先からつま先まで、全身が白い光で包まれ、一日中、守られているのをイメージする。

ポイントは、リラックするために、深呼吸を4、5回繰り返し、心を落ち着かせること。
こちらの記事内では、全身を使って、ネガティブなエネルギーから身を守る誘導瞑想(音声あり)を紹介しています。
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親に抱くネガティブな感情を手放すために、自己愛力を高める
HSPが自己愛力を高める方法
・人と比べない

内向的な性格が発揮できるところよ。
昨日の自分とどのくらい成長できたか、小さな変化を拾ってみて。
・自己批判をやめる

まずは自己批判をしていることに気づけるといいわ。
どんな言葉を心の中で自分にかけているのか、観察してみて。
自己批判をしている自分を自己批判しないでね。
・自己をいたわる

いつも人のお世話をついついやってしまうHSP。
自分を優先することを意識的にやってみるといいわよ。
・自分を許す練習をする

ダメな自分、できない自分を許す練習をしてみましょう。
許せない自分を許す。
もともと自分のことが大嫌いな私の日常的な「許す」ワーク(ブログ)、よかったら参考にしてください。
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これらは、マインドフルネスの手法です。
HSPにとってマインドフルネスがとても有効だと実感している体験談は、こちらから。
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親に理解してもらえないという疎外感から自由になるために、タッピングを行う
HSPの苦しい思い込みから解放されるためにおすすめのタッピングとは
タッピングとは、体のエネルギーの流れを刺激する、中国の伝統的なツボマッサージと、現代の心理学を組み合わせてできた手法です。

深い感情が関わっている不安や恐怖心を取り除いたり、ネガティブな思い込みや信念などを書き換えるのにも、役立つと言われているの。
タッピングの実際
動画をみると、やり方がわかります。
親に感情を出さないようにふるまっていることを自覚することから始める

感情を表に出さないように押さえ込んでいることは、ないかな?
たとえ、押さえ込んでいることが分かったとしても、そんな自分を責めずに、事実として認めることから始めましょう。

そういえば、親の前で、悲しくて涙を流すこと、したことないわ。

感情をどう表現していいのか、どう処理していいのか悩んでいる方は、ぜひこちらの音声を参考にしてください。(私の取り組み)
物分かりの悪い親と、そう思う自分を受け入れて許す

物分かりの悪い親を変えようとせずに、そのままの親を受け入れて、許せない感情を手放すようにしましょう。
コツは、怒りの感情をあなた自身の体と外に出して、感情を客観視することよ。
感情を受け入れて、許す方法については、こちらの記事にやり方を解説しています。
参考にしてください。

たくさん紹介してきたけど、全部をできなくてもいいのよ。
あせることないわ。
あなたの感覚が一番大切。
今のあなたが無理なくできることをやってみてね。
【お知らせ】頭の中でぐるぐる悩み続けてしまう方へ
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【参考図書】
ほんと、うちの親は、私のことを分かってくれないの。
もう分かり合えないって、あきらめてる。