HSPのあなたは瞑想にチャレンジしてみたものの、うまくできずに嫌になっていませんか?

その感覚はとても大切。
なぜなら、嫌なものを無理強いされても、瞑想の効果は生み出せないから。
ところで、なんでHSPには瞑想が効果的だと言われるか、考えたことある?

うーん、よく分からない。

この先は、気になる人だけ読み進めていってね。
必要ないと思ったら、あっさりパスしてもらったほうが、お互いにいいわ。

ちょっと気になるから教えて。

では、無理のない範囲で、さらっといきましょう!
瞑想にはやり方がいろいろあるけど、ここで紹介する瞑想をうまく使えるようになると、どんな自分でも好きになれるわよ。
逆に、瞑想が嫌いな自分を嫌っていると、どんどん苦しくなるわ。
でも、瞑想が苦手だった自分さえも許せるようになれば、楽になるわよ。
気が向いたら、軽い気持ちでチャレンジしてみるといいわ。
目次
HSPがつらくなる瞑想
ちょっとした意味の取り違えで、HSPにとって、つらくなってしまう瞑想があります。
自己肯定感の低いHSPが、ありのままの自分を受け入れる瞑想
「ありのままの自分を受け入れましょう」という、誘導瞑想に戸惑うHSPは少なくありません。
なぜなら、もともと自己肯定感の低いHSPにとって、ありのままの自分は、とうてい受け入れきれるものではないからです。
だからといって、むりやり自己肯定感を引き上げようとすると、かえってきつくなります。

じゃあ、どうしたらいいの?

HSPの自己肯定感の上げ方には、ワンクッションが必要。
詳しくは、こちらの動画解説を参考にしてね。
【関連書籍】
つらい時に今の気持ちを感じきる瞑想
人一倍、感情の深いHSPにとって、つらい気持ちを感じきるような瞑想は、耐えられないものになってしまいます。
しかし、これは生まれながらのHSPとしての性質。
HSPに関する性質について、詳しくはこちらの記事を参照してください。

変えられない性質をどうしたらいいの?

感情を客観視する練習をするといいわ。感情、イコール、あなたではないことを覚える練習方法は、こちらの記事の中で詳しく解説しているから参考にしてみて。
苦手意識をもっているのに、無理強いされる瞑想
気持ちが乗らないのに、無理やりすすめられるものは、瞑想に限らず、抵抗を示しやすいHSP。
その裏には、すすめられて断れない優しさで、自分を苦しめてしまうことを分かっているからです。

せっかくいいものなら、自分のタイミングでチャレンジしたいな。

誰もがHSPのことをよく理解している人ばかりではないから、そこはあなたの感覚を大事にしてね。
HSPが楽になれる瞑想
それでも、HSPには瞑想がいい、と言われる理由があります。
(上記の瞑想自体が悪い、というわけではありません。)

もうすでに、お腹いっぱいの人は、この先はパスしてね。
マインドフルネス瞑想について紹介します。
瞑想はHSPの困った思考と感情のクセを修正するひとつの手段
HSPは、脳の中の扁桃体の活動が活発で、不安や恐怖を感じやすい特徴があります。
つまり、思考と感情のネガティブなサイクルに、はまりやすい状態を作ってしまいます。

マインドフネス瞑想には、この思考と感情のサイクルを休ませる作用があります。
瞑想はHSPの脳の疲れも癒してくれる
脳は、何もしていない時にも動いています。
たとえ、ぼんやりしている時ですら、動いています。
なぜなら、心がさまよっている時に働く、脳内のデフォルト・モード・ネットワークという脳回路が活動しているからです。

だから、体を休めているつもりでも、頭を休めているつもりでも、この脳回路が休まっていないと、疲れるって感じるの。

わたしが疲れやすいのは、そのせいかしら?

それだけとは言い切れないけど、HSPは脳が疲れやすいのはたしか。
たとえば、HSPは、非HSPよりもミラーニューロンの活動が活発で、相手の感情を自分の感情のように捉えるほどの共感力の高さを持つ、と知られていたり。

人と話してて疲れたり、人混みで疲れたり、よくあるわ。

そういう意味で、HSPは人一倍、脳が休めることが必要ね。
このデフォルト・モード・ネットワークという脳回路を休める一つの方法が、マインドフルネス瞑想です。
瞑想は他人にも自分にも批判的になりがちなHSPを癒してくれる
物事の良い面も悪い面も、人一倍気づいてしまうHSP。
人に対しても同様です。
喜びやうれしさのようなポジティブな面はいいのですが、批判的になることが、脳を疲れさせてしまう原因になります。
マインドフルネスには、自分への優しさを育てる効果があります。
さらに、マインドフル瞑想の「メッタ」という方法は、他者へのネガティブな感情を和らげてくれます。
「メッタ」は、自己へのとらわれに関わっているといわれる、脳の後帯状皮質の活動を低下させることが知られています。
【メッタの方法】
・マインドフルネス呼吸法を10分続ける
・ネガティブな感情を持っている人をイメージする
・体の緊張具合や感情の変化に気付く
・相手の安全や幸せ、健康を祈る
また、マインドフルネスはHSPの生きづらさの解消にも役立ちます。
その理由をまとめたのが、こちらの記事です。

祈りを捧げるのは一見、非科学的のようだけど、脳科学的な裏付けがあって、解明されていることなの。

嫌いな相手の幸せを祈るなんて、難しそう。

無理はしないで。
あなた自身をいたわることや、嫌いな相手に対してネガティブな感情を抱いていることを認めることから始めるといいわ。
けっして、ネガティブな感情を持っている自分を責めないことね。

ちなみに、わたしがやっている自己をいたわる瞑想は、こちら。
マインドフルネス、プラス、NLPを組み合わせた瞑想です。
↓↓↓

周りのネガティブな影響を受けやすい場合は、こちらの瞑想。
↓↓↓
瞑想以外にHSPが楽になれる方法

やっぱり、瞑想は難しそう。

HSPの疲れやすさや生きづらさが楽になる方法は、瞑想だけじゃないから、安心して。
瞑想以外のHSPが楽になれる方法を紹介
具体的な方法をこちらの記事で紹介しています。
ご覧ください。
【参考書籍】
瞑想するといいよってすすめられたけど、わたしには向いてないかも。