HSPのあなたは、事務職が向いているのかを検討していますか?

事務職といっても色々あるからねぇ。
仕事の内容や求められる技能も色々だし。

たしかに。

たとえ同じ仕事内容であっても、同僚や上司のように一緒に働く人が変われば、やりやすさが違ってくるでしょ。

そうだね。
どうしたらいいんだろう。

どんな仕事内容か、どんな仕事環境か、どうやったら環境を整えられるかを考えていくといいわ。
逆に、事務職だから、という理由で、向いているか、向いてないかと判断してしまうのは早合点。

そうだね。

仕事の内容と環境を考えて、何が向いているかを検討していきましょう。
さらに、HSPが事務職として働きやすい条件を、以下の5つ、紹介していくね。
①締め切りまでの時間にゆとりがあること
②慣れるまでサポート体制があること
③残業がないこと
④やりがいのある仕事内容であること
⑤同僚が無神経でないこと
ぜひ、参考してね。
目次
HSPは事務職に向いている?!
事務職にもいろんな仕事があります。

仕事の内容や環境が、あなたに合っているかどうかを検討していきましょ。
HSPのあなたに向いている事務職の仕事内容は?

この中に、あなたの得意な仕事内容、不得意な仕事内容はありますか?
- 電話対応・メール対応・来客対応
- 書類作成・管理、資料作成、データ入力
- 部門間調整
- 伝票処理・整理
- 郵便物の発送・仕分け
- 備品の発注・管理
- その他(業界により内容が異なる)
HSPのあなたに向いている事務職の環境であるか?

どのような仕事の環境であれば、働きやすいですか?
- 勤務時間は?
- 仕事量は?
- 休憩時間は?
- 休暇はどの程度?
- 職場の人間関係は?
- 仕事のスタイルや自由度は?

HSPが働きやすい条件として、心身ともに負荷がかかりすぎず、十分な休息の時間があることなど、仕事を取り巻く環境が大切なポイントとなってきます。
就職前に、できる限りの情報を集めて、よく検討してみましょう。
HSPが事務職として働く快適な5つの環境
HSPにとって、ストレスになりにくい環境を整えていきましょう。
HSPが事務職として快適に働ける環境 その1. 締め切りまでの時間にゆとりがあること
HSPにとって、書類や資料作成など、仕事の締め切りが差し迫っていて、プレッシャーをかけられる事務職は、大きなストレスとなってしまいます。
前もって準備をして、ゆとりを持って終わらせられる環境であると、より働きやすいです。
HSPが事務職として快適に働ける環境 その2. 慣れるまでサポート体制があること
事務職は会社や学校など組織の経営に欠かす事のできない職種。
作業に慣れるまで、ミスなく完璧にこなそうとすることが、HSPにとっては、ストレスになりがちです。
分からないことが聞ける、または相談できるようなサポート体制のある職場であると、より働きやすくなります。
HSPが事務職として快適に働ける環境 その3. 残業がないこと
事務職には、残業がなく、定時で帰れる働き方を選択することができるものが多くあります。
しかし、なかには、度々、急ぎの仕事やトラブルの対応に追われてしまうものもあります。
なるべく残業がなく、しっかり休息の取れることが、HSPにとっては、長く続けられる仕事として重要なポイントになります。
HSPが事務職として快適に働ける環境 その4. やりがいのある仕事内容であること
事務職は、ルーチンワークとなることが少なくありません。
ルーチンワークのメリットとしては、慣れれば慣れるほど、落ち着いて取り組め、作業がスムーズにいくことが挙げられます。
一方、デメリットとして、飽きてしまうこともあるということです。
HSPの性質としては、働く上で、誰かの役に立つことや、クリエイティブな仕事にやりがいを感じます。
ルーチンワーク化しやすい事務職の中でも、やりがいのある仕事内容であることがポイントです。
HSPが事務職として快適に働ける環境 その5. 同僚が無神経でないこと
事務職は、主にデスワークです。
会社で働く場合、隣の席の同僚が、無神経に音を立てたり、匂いのきつい香水をつけていて、そのなかで仕事を続けるというのは、音や匂いに敏感なHSPにとって、大きなストレスとなります。
しかし、誰もがHSPの性質を十分に理解して、対応してくれるとは限りません。
言うまでもなく、たいていは同僚を選ぶこともできません。
その場合は、自己対策が必要です。
耳栓をする、窓を開けて空気を入れ替える、マスクを着用するなど、できる限りのことで対策をするつもりでいることが大切です。
または、自宅で事務職の仕事をする、という選択もあります。
自分にとって快適な環境をつくる、という意味では会社よりも容易に取り組めます。

自宅なら、好きなアロマをたいて仕事することだって、できるわね♪

そうだね。
以上のように、仕事の内容や環境を考慮して、検討してみてね。

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