あなたはHSP またはHSS型HSPとして、生きづらさを感じていませんか?
または、HSCの親として、子育てに悩んでいるかもしれません。
その原因のひとつは、HSP / HSS型HSP / HSCの認知度はまだまだ低く、当事者の本人を含め、それらの特徴について、よく知られていないことにあります。
なぜなら、繊細であることが評価されない環境では、HSP / HSS型HSP / HSCの繊細さは、見過ごされがちだからです。
しかし、本人、そして最も身近な家族が、HSP / HSS型HSP / HSCの特徴を理解することで、今までネガティブに捉えられていた面が、実は才能であり強みとして生かされることに気づきます。
ネガティブな意識で居続けると、自己肯定感の低いまま、生きづらさが強まっていく一方。
だからと言って、無理やりポジティブに捉えなおそうとすると、無理が生じてしまいます。

ネガティブだと思ってきた面も、一歩引いてみるといいよ。
そしたら、その裏に才能が隠れていることに気づき始めるから。

私でも出来るかなぁ?

ネガティブな面に気づきやすいHSP / HSS型HSP / HSCは、実はポジティブな面にも気づきやすい才能があるんだよ。

えー、そうなのー?
知らなかった。
この記事では、HSP / HSS型HSP / HSCのそれぞれの特徴と診断テスト、さらに客観的な視点をもつ方法について解説します。
ぜひ、参考にしてください。
目次
HSP / HSS型HSP(HSSとHSPの混合) / HSCは繊細で疲れる?!
三者の共通点は、繊細であること。
しかし、繊細さを自他共に評価できていないかったり、そもそも繊細さを自覚できていないことで、不必要に疲れてしまうことがあります。

そこで、まずは、HSP / HSS型HSP / HSCのそれぞれの特徴をおさえていきましょう。
HSPとは
1996年、心理学者のエレイン・N・アーロンElaine Aron博士によって提唱されたHSP (Highly Sensitive Person)。
一言で言うと、とても繊細で敏感な人。
以下のような特徴を持っている人が全人口の20%存在すると知られています。
①情報処理の過程が深いこと
②刺激を受けやすく疲れやすいこと
③感情的に反応しやすく、共感力が高い
④些細なことも感知する

私のことだわ。

さらに詳細は下の記事を見てみてね。
↓↓↓
HSCとは
Highly Sensitive Child の略。
基本の特徴は、当然ながら大人のHSPと同じです。
しかし、子供として、表面的な反応や見え方が大人と異なることがあります。
例えば
・感情の表現が激しい(喜び、悲しみ、恐れ、怒りなど)
→突然、かんしゃくを起こしたり、元気が無くなったりする
・学校の先生に、静かなおとなしい子だと思われる
・よく夢にうなされる
・ちょっとした食べ物の違い(匂い・味・食感など)で、食べなくなる
など
発達障害と混同されることがありますが、別です。

ウチの子のことかな?

さらに詳しいことは、この本がオススメよ。
HSPの提唱者、アーロン博士の翻訳本。
↓↓↓
HSS型HSP (HSSとHSPの混合)とは
High Sensation Seeking Highly Sensitive Personの略。
心理学者マーヴィン・ズッカーマン博士が提唱されたHigh Sensation Seeking (刺激追求型)と、前述のHSPの両方の特徴を持ち合わせています。
HSPのうち30%がHSS型HSPで、外向タイプのHSPのことです。
HSSの特徴とHSPの特徴は、相反するところがあり、当事者としてはどちらが本当の自分なのか、混乱を招き、生きづらさを感じることがあります。
HSS型HSPの主な特徴は、以下の4つがあります。
①スリルなことや冒険が好きだけど、慎重。
②刺激を求めるけど、疲れやすい。
③好奇心が旺盛で新しいことにチャレンジするのが好きだけど、危険はおかさない。
④退屈なのが苦手だけど、静かに過ごす時間も必要。

これ、私のことだ!

さらに詳しいことは、下の記事にまとめてあるよ。
↓↓↓
HSP / HSS型HSP / HSCは生き方に悩む?!
HSP /HSS型HSP / HSCは、生きづらさを抱えている人が少くありません。
例えば、その性質をよく理解していないがゆえに、恋愛で悩むことがあります。
下記の記事では、HSS型HSPの恋愛傾向をもとに、その対応策を紹介しています。
なかでも
・相手の欠点が見えやすいために疲れてしまうことを知っておく
・感情と自分自身は別物だと知っておく
・生まれ持った自分の性質をそのまま受け入れる
という心得は、HSPやHSCにも通じるものです。
ぜひ、生きづらさを解放するための参考としてください。
HSP / HSS型HSP / HSCの才能と強みは?
HSP / HSS型HSP / HSCの才能と強みは、概して、物事や感情を感知する能力が高いこと。
個人それぞれの才能と強みに気づくには5つのステップがあります。
STEP1. HSP / HSS型HSP / HSC それぞれの特徴をおさえる
STEP2. HSP / HSS型HSP / HSC の特徴を第三者の視点で捉える
STEP3. HSP / HSS型HSP / HSC であることを受け入れる
STEP4. HSP / HSS型HSP / HSC であることを許す
STEP5. HSP / HSS型HSP / HSC の特徴をポジティブに捉える

この5つのステップを、HSS型HSPを例に詳しく解説しているのが、こちらの記事。
↓↓↓
HSP / HSS型HSPに向いている職業とHSCの得意分野は?
内向的なHSPやHSS型HSPは、自分にあっている仕事が何か、悩むことが少なくありません。

HSPやHSSの特徴別の適職条件については、この記事を参考にしてね。

この子の将来にも役立つかなぁ

生まれもった感性を生かした分野で活躍している大人が、たくさんいるよ。
HSP / HSS型HSP / HSCの診断テストをチェック!
HSP / HSS型HSP / HSCの特徴を、診断テストでセルフチェックすることができます。
HSP / HSS型HSP / HSCは、病気ではありません。
それらの傾向があるかどうかの判断の指標となります。
HSPそれぞれのセルフ診断テストをチェックしてください。
じゃあ、どうすればいいの?